YouTube Live配信時に気を付けたいポイント

YouTubeLiveの配信停止画面

Q.今月のお悩み
YouTube Liveでお遊戯会などの様子を限定公開でライブ配信しているのですが、視聴ページをモニタリングしていたところ、配信が見られなくなったことがありました。なぜでしょうか?

A. 著作権に抵触!? ガイドラインを確認しましょう

 Webカメラとマイクがあれば、配信用ソフトウェアがなくても、パソコンから気軽にライブ配信ができる「YouTube Live」。

 ライブ配信を始めるハードルは高くありませんが、初心者にありがちなのが、YouTubeの定めるルールに違反してしまい、ライブ配信が強制停止してしまったというケースです。

 YouTubeに、投稿された動画コンテンツはAIや人の目で監視されており、著作権・プライバシー侵害、いじめなどの行為を見つけると、収益化不可や動画削除といった制限・ペナルティが与えられます。

 このガイドラインは、ライブ配信も対象。例えば、「運動会でCD音源を流す」「研修でテレビの映像を再生する」という行為は、ガイドラインの違反行為「著作権侵害」に当たり、配信の管理画面に警告が表示。限定公開だとしても、他人が所有するコンテンツの配信は違反です。管理画面の警告を無視すると、配信中断、動画削除、チャンネルの管理者アカウントに制限がかかることも。

 ライブ配信はリアルタイムで進行するためトラブルを防ぐためにも、配信前にガイドラインや配信内容を把握しておき、配信中は管理画面をチェックし、問題があればすぐに対処できるようにしておきましょう。

YouTubeのポリシーとガイドラインの詳細はこちら
執筆者
芦川桃香

取材・執筆を担当。地方IT企業の広報目線で、地元企業の採用活動やオンライン配信などを支援。

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