戦略的経営計画の必要性

執筆者
石田敦志

私立幼稚園経営コンサルタント&三つ子の父

みんなをHAPPYに!という信念のもと、幼稚園経営、教職員育成を支援している。
自身の経験を活かしたコンサルティングが人気。
【問合】
aishida44@edure.jp

 0~5歳の学園専門でコンサルティングをしています。お客様は学校法人が多く、約100園です。毎日様々な課題について話をしていると、地域性や教育特徴・園児数などの違いで、私学助成幼稚園・施設給付型幼稚園・認定こども園・保育園それぞれの経営がうまくいくコツが違うのがわかります。どうしても自園と直接関係ないと受け取れないことが多いと思いますが、この違いを知ると自園の適切な経営が見えてきます。例えば、私学助成の幼稚園が、施設給付型幼稚園や認定こども園を理解すると、私学助成の枠内で何をやるべきかやらないのかがわかります。制度関係なく全ての園に共通するのは、コンパクト化・教育4学年化・手厚い教職員数の実現・明朗会計・広報です。この方向性で「自園のやり方」を定めて、細かいところに拘って園づくりをしてください。戦略発想で、設計図を描くように経営計画を組み立て、全教職員と共有し、一緒に「ステキな園づくり」に取り組みましょう。組織づくりは、業務内容を分析して分業・専任化しチーム化します(チーム=複数で取り組むこと)。特定分野に関する専門性が高いプロフェッショナルを目指してもらい、その取り組みを園が支えることで個人を育成します。専門性の高い先生がチームで仕事をする組織の実現です。今回の記事にある通り、ICT化で業務の効率化(Wi-Fi、タブレット、システム・アプリ、クラウドでペーパー&キャッシュレス化)を実現します。時短勤務といつでも有給が取れる職場になります。交代できる職場では研修を受けることができますから、学んだことを成長につなげるキャリアパスを整備して……とやることがいっぱいです。戦略的に経営計画を立て、やることとスケジュールを決めて、実行を積み重ねていきましょう。園の未来を創るタイミングに皆さんはいます。

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