【保育博レポート】3052名が来場! 直接会って話す場に活気

教育・保育活動をサポートする最新の製品・サービスと出会える展示エリアや、計21本の多彩なセミナーから情報収集する来場者の様子

 2021年12月1・2日の2日間にわたり開催された「保育博2021‐保育・教育ビジネス&サービスフェア‐」が盛況のうちに閉幕しました。保育博は、多様化する園の運営に必要な製品・サービスが並ぶ見本市と、次世代における教育のあり方や保育に必要な考え方を学ぶセミナーから、効率よく幅広い情報収集ができる場。今回は、過去最多の168社の最新の商材やITを駆使したサービスが一堂に集結し、保育業界関係者が多数来場しました。

 当日は徹底した感染予防対策や事前申込による来場者管理により安全性を確保。

 ブースに訪れた来場者からは、「実物を手にとれる貴重な機会」「興味のあるサービスだけでなく、思いがけない企業との出会いがあった」「企業ごとの方針や、思いの違いを肌で感じられた」という声が寄せられ、出展者からも「昨年よりも園の先生の来場が多く感じられた」「オンラインだと伝わりきらない点を直接お話できる」など、リアルでの開催を喜ぶ声や、多彩な情報収集・交流に満足する声が聞かれました。

 セミナー会場では、学習院大学 文学部教授・東京大学名誉教授の秋田喜代美氏や、社会福祉法人どろんこ会 理事長 安永愛香氏など、数多くの業界著名人によるトークショーや、優れた育児・保育向けIT商品を表彰するベビーテックアワードジャパン2021の授賞式も開催。これからの保育の在り方や園経営、保育現場の質や魅力向上など、保育に向き合い、学びを深める来場者で賑わいました。

 開催を終えて、主催のメッセフランクフルトジャパン㈱の坂東氏は、「コロナ禍の中、過去最多の出展者・来場者をお迎えできたのは、業界をよりよくしたいという皆様の思いの表れ。業界の発展のため、今後もリアルの商談の場を提供し続けたい」と振り返りました。次回は、2022年11月21・22日に開催予定。続報は公式サイトにて。

メッセフランクフルト ジャパン株式会社(東京都千代田区)

保育・教育のほか、美容やインテリア、ペット産業など各業界のキーイベントとなる様々な見本市を開催している。

執筆者
芦川桃香

取材・執筆を担当。地方IT企業の広報目線で、地元企業の採用活動やオンライン配信などを支援。

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