【Googleマップが悪用される】「リバースヴィッシング詐欺」

Googleマップの情報は一般ユーザーが情報の修正を提案することができるため、悪意ある情報に書き換えられる可能性がある

Q.今月のお悩み
 最近、知人からGoogleマップに登録された電話番号が、全く別の連絡先にすり替えられていることがあるらしいと聞きました。本当なのでしょうか?

ペンネーム:かこ先生(保育士歴3年)

A.はい。新たな詐欺の手口です

 Googleマップには様々な企業や施設が登録されていおり、場所以外にも営業時間やWebサイト、電話番号などを知りたい時に利用する方も多いのではないでしょうか? しかし、登録されている情報の編集を誰でも申請できるという仕様上、「リバースヴィッシング」という詐欺に悪用されることがあります。

 例えば、普段取り引きしている銀行に質問がある時に、銀行名(例:日本銀行など)とGoogle検索すると、検索結果にGoogleマップが表示されます。ほとんどの場合は正しい情報が登録されていますが、表示された電話番号が詐欺の犯人のものにすり替えられており、銀行になりすまして個人情報や金銭が騙し取られるというケースがあります。この詐欺が恐ろしいのは、自分は銀行に連絡を取ったと思い込んでいるため、氏名や口座番号を聞かれても疑いもせず答えてしまうところ。もちろん、その店舗のオーナーが確認すれば正確な情報に戻すことは可能ですが、元に戻すまでの間は詐欺の犯人が入力した情報が表示されているため注意が必要です。

 Googleマップは場所の検索やナビとして利用するのに便利ですが、こうした詐欺に悪用される可能性があることを知っておき、連絡先を調べる時は検索結果に表示された公式Webサイト内の問い合わせ先にアクセスしましょう。

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執筆者
芦川桃香

パステルIT新聞4面の絵本・書籍、セキュリティトピックスのコーナーを担当しています。

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