働き方改革の定義って何?

執筆者
石田敦志

私立幼稚園経営コンサルタント&三つ子の父

みんなをHAPPYに!という信念のもと、幼稚園経営、教職員育成を支援している。
自身の経験を活かしたコンサルティングが人気。
【問合】
aishida44@edure.jp

 働き方改革。人、園、業界によっても定義が違います。私は「業務短時間化」と考えています。これには様々な意見があるでしょう。しかし、業界全体の平均から考えると、短時間化を実現しないと、園で働く人が少なくなります(退職)。「園の先生になりたい!」という人が業界に入ってきません(採用難)。先生が少なくなります。少子化が進み先生不足は解消するという意見もありますが私はそう思いません。日本中のあらゆる仕事で求人が増えるのに、20歳人口は減少を続けます。国中で働き手の取り合いです。短時間化で「安心して仕事をがんばることができるし給与も高い」ことを満たすのは最低条件です。満たしていないと他の業界に競争力で負け、先生を採用できません。先生があなたの目の前でやっている〝その仕事〟は本当に必要ですか?システムを使うことで、もっと短時間化できませんか? 「手書き、手づくり、印刷」をやめていきましょう。保護者が不満を感じるなら、保護者に短時間化の必要性を説明して協力してもらいましょう。そして、かっこよく人生を歩く先生と園児が触れ合う時間を増やしましょう!    

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