学校・園にとっての顧客は社会

執筆者
石田敦志

私立幼稚園経営コンサルタント&三つ子の父

みんなをHAPPYに!という信念のもと、幼稚園経営、教職員育成を支援している。
自身の経験を活かしたコンサルティングが人気。
【問合】
aishida44@edure.jp

 売る人、買う人、世間の3つが良しとなる経営を「三方良し経営」と言います。園も同じですが、最優先されるものがあります。それは世間、つまり社会です。学校の役割は「保護者から預かった大切な子どもをしっかり育て社会に戻す」ことです。もし、学校のお客様が保護者や子どもだとしたら、子どもを叱ったら保護者から文句を言われるかもしれません。日本社会は、まだまだお金を払う方が偉いという風潮があります(お金は、100円で「おいしいお茶をいつでも飲めるようにしてくれてありがとう」と、お礼を伝えるための道具です)。しかし、園はしっかり育てた卒園生を輩出することで、より良い社会づくりに貢献しています。だからお客様は社会であり、社会だから子どもを叱ることができるのです。「保護者から預かった大切な子どもをしっかり育て社会に戻す」役割を果たせていなければ園の存続は困難になります。〝社会が何を必要としているのか〟をきちんと理解しましょう。そして自園の教育・保育・受入体制は社会が必要としているものになっているかを確認しながら園経営・園づくりをしないといけませんね。学校の顧客は社会なのです。

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