相手を認めて育てる職場へ

　この仕事を通してどうしても伝え続けたい話があります。それは我が家が幼稚園によって幸せになったという話です。研修で何かを教えながら、この話ができた時とできなかった時で反応が大きく変わります。できなかった時は理解できても行動できません。しかし、できた時は行動が生まれ、さらに「こんな成果が出ました！」と報告までしていただけます。幸せになった話をさせていただくと、理解が行動に変化するようです。人が育つ必須条件は、まず相手を認めることです。認められていないと、いくら学んでも相手はやる気にならず、行動に繋がりません。できない人をできるようにしたいと考えますよね？ その時にできないながらも、その人の良いところを見つけて認めているでしょうか？ 「〇〇ができていないから、できるようになってください」ではなく「先生の△△はすごいと思います。それを活かせば〇〇ができるようになりますよ」というアドバイスが良いですね。そして、あなたの園で働く教職員全員が先生として働くことに喜びを感じる園になってほしいと思います。パートさんもバス担当さんもみんな先生ですから！