信頼度で届きやすさが変わる。メール設定を見直そう

「mail-tester」より送信したメールアドレスの評価結果。使い方は SendGridブログ(構造計画研究所)で紹介されている

Q.今月のお悩み
 保護者全員にメールを送ったのに、届いていないという人が出てしまう。迷惑メールに振り分けられていることがあるのですが、 原因や対策を調べる方法はありますか?

A.信頼度で届きやすさが変わる。設定を見直そう

 「送ったはずのメールが相手に届いていないと言われた」というような経験はありますか?

 よくあるのは、届いているものの、迷惑メールの受信ボックスに振り分けられてしまうというケース。受信設定をしていなくても、携帯キャリアやプロバイダ側によってメールアドレスが迷惑メールだと判断されるというものです。

 例えば、迷惑メールフィルタは、「メール本文にリンク切れのURLが含まれている」「ブラックリストに登録されている」「署名がない」「フリーメールである」などの項目で信頼度を点数化し、スパム判定を行います。あてはまる数が多いほど、迷惑メールに振り分けられる可能性が高くなります。

 最近では、自分のメールの信頼度をチェックするツールもあります。「mail-tester」は、公式サイトに表示されたチェック用の宛先アドレスにメールを送信すると、そのメールの信頼度の点数化してくれるサービスです。総合評価のほあかに詳細な採点理由と対策が表示されます。1日3回までであれば登録不要・無料で利用可能。

 どのようなメールが信頼されるのか? 理解するのに役立てられそうです。利用の際は、個人・機密情報を記入しないようご注意を。

SendGridブログ(構造計画研究所)
執筆者
芦川桃香

取材・執筆を担当。地方IT企業の広報目線で、地元企業の採用活動やオンライン配信などを支援。

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