Q.今月のお悩み
少し前に「過去最多の7億件のメールアドレスと2,000万件のパスワードが流出」というニュースを見ました。自分の情報が含まれていないか不安です。確認することはできますか?
ペンネーム:みか先生(保育士歴3年)
A.はい。漏えいの有無を確認できます
ハッキングなどで流出したメールアドレスやパスワードなどを配布・売買する事例が頻発しており、これを悪用した乗っ取り被害も相次いでいます。未だ多くの人がパスワードの使いまわしをしているため、芋づる式に他のWebサイトやサービスへ被害が及ぶ危険もあるでしょう。
こうした中、グーグルはインターネットブラウザ「Chrome」に、漏えいの可能性があるユーザー名・パスワードに対して警告を表示する拡張機能「Password Checkup」を追加しました。過去に流出した40億件以上のユーザー情報と照合し、ブラウザ上で入力されたユーザー名とパスワードの両方が一致した場合に警告を表示、パスワードの変更を促すというものです。ユーザーの情報は暗号化されて検知されるため、グーグル側にも情報を知られないよう配慮されているとのこと。Chromeをお使いの方は、ご自身の情報の安否をこの機能で確認してみてはいかがでしょうか。
Chromeへの「Password Checkup」のインストール方法
①インストールしたいパソコンで、Google Chromeを開き、インストールページへ移動
③【「Password Checkup」を追加しますか?】とポップアップが出るので、【拡張機能を追加】をクリック
④後はChromeの右上に「Password Checkup」のアイコンが表示されればインストール完了です。
使い方
使い方と言っても、普段特別意識して使うことはありません。一度「Password Checkup」をインストールしておけば、Chromeを起動したときに表示される右上のアイコンをクリックすることで状況を確認できます。問題がある場合は画像のような警告画面が出ます。このような警告が表示された場合には、早急にパスワードを変更してください。