働きたくなる職場づくりを

　採用が難しいなと感じている方が多いのではないでしょうか？ 新社会人になる人数は毎年減っています。資格を取っても他の一般企業に就職する人が増えています。園数は企業主導型保育事業など爆発的に増えています。採用が難しくなって当たり前ですよね。いろんな採用のための行動を取っている園も多いことでしょう。しかし、採用活動だけをいくら強化しても、採用の成果はなかなか出ません。それぐらい採用が難しくなりました。本気で、良い先生を採用したいなら、働いている人が「ここで働きたい！」と思ってもらえる「職場づくり」をすることです。働き方改革、業務改善、処遇改善も含まれます。大きな方向性は長く続けられる職場ですね。結婚・出産ぐらいでは、やめなくていい職場づくりです。長く続けられる職場の条件は、「安全で安心できる」「成長できる」「憧れのある」職場です。最優先で取り組むべきは「無駄」の排除。仕事の中で不必要なことはどんどん辞めて、持ち帰りがなく時間が短い、しかし子どもたちはしっかり成長する、そんな園の中で一緒に働いてくれる教職員に感謝の気持ちを言葉で伝えてください。