グーグル提案のトレーニング Webで学ぶ働き方改革

働き方改革の実践トレーニング

 女性の活躍を応援する、グーグルのプロジェクト「Womenwill(ウィメンウィル)」は、テクノロジーを使って、女性が新しい働き方を見出して活躍できることを目指し、セミナー活動を行っています。2017年12月には、昭和女子大学(東京都世田谷区)にて、「輝く未来へ! 未来の働き方セミナー」を開催。Womenwillの プロジェクトマネージャーによる講演や、グループワークが行われ、学生と社会人が一緒になって、未来の働き方や会社の組織づくりなどを考える場となりました。

 公式サイトでは、女性の働き方を見直すアイディアや、働き方に対する考え方を改める、働き方改革の実践トレーニングのコンテンツも提供されています。

 まず、全部で15問の設問に答えていく働き方診断で、「働く場所の自由度」「ムダのない効率性」「働く時間の計画性」の3点から何が自分に足りないかを把握します。そして次に、自分に必要なトレーニングを選び、Web上でレッスンを受けます。トレーニングは、「働く場所を自由に」「仕事のムダを省く」「働く時間をもっと短く」「仕事も生活も効率的に」の4種類。各トレーニングで、10分程度で取り組める4~6つのレッスンが用意されています。例えば、「休みたい時に、休めない」という課題に対して、スケジュールを複数人で共有するクラウドサービスの紹介と、1日だけの計画だけではなく、
1週間、1カ月先を見据えてスケジュールを立てる考え方のヒントが提供されています。

課題の解決方法を知るレッスン

 さらに、経営者や管理者向けには、「働き方改革 推進ガイド」を同サイトからダウンロードできます。実施する意味を理解し、様々な企業の働き方改革の事例を知ることは、職員も保護者も園児もみんなが幸せになれるような、経営を考えるヒントとなりそうです。

執筆者
八木侑子

2・4面担当のパステルIT新聞編集スタッフ。ライティングだけでなくデザインも担当しています。

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