グローバルキッズ、グループ方針発表会を開催 より「保育」と「人」を重視する施策を

 グローバルキッズ(以下、GK)をはじめ、首都圏や大阪で108の保育施設を運営する業界大手の(株)グローバルグループ(東京都千代田区、東証一部)は、2017年11月23日、TKPガーデンシティ品川にて、グループ方針発表会を開催しました。

 約1,800名の社員が集う会場で、代表取締役社長の石橋宜忠氏は保育業界の中長期的な展望と経営方針を発表。創業者で代表取締役の中正雄一氏は、同社が目指す保育ビジョンや、保育環境と働く環境のさらなる整備について発表しました。

 この中で石橋氏は「現在は待機児童解消で追い風が吹いている保育業界も、2020年前後には選別・施設過多の状況になる。質・量ともに日本一の企業となるため、社員に選ばれ、保護者や園児に選ばれ、社会に選ばれる会社にしていきたい」と語りました。

代表取締役社長の石橋宜忠氏

 グローバルグループは「社員に選ばれる会社へ」を今期のスローガンに掲げ、「GK保育の確立」と「人の大切実感」の施策に注力する計画。同社はこれを「人民の、人民による、人民のための政治」と演説したエイブラハム・リンカーンにちなみ、「社員の、社員による、社員のための活動」として「リンカーン大作戦」と銘打ち社内に浸透させていきます。

 「GK保育の確立」については、新たに「子どもの学びを生み出す保育」という保育ビジョンを明示。子どもの学びについて、今後さらに研究し続けていく動きです。同社グループの保育の強みでもある「チーム保育」を一層強化し、保育士業務のうち純粋に保育に関わる時間の割合を増やしていく方針だということです。

 社会的課題としてクローズアップされている保育者の職場環境整備においては、リーディングカンパニーとして様々な取り組みを推進してきたグローバルグループ。産休取得者68名のほぼ全員が復帰の意向を示していたり、6人に1人が寮や社宅を利用していたりするなど、これまでの成果が数字で証明されていますが、「人の大切実感」を柱に、直近で実施した福利厚生制度の拡充や休暇制度の改善をはじめ、人事制度も見直して、より働きやすい環境を整えていくということです。

代表取締役の中正雄一氏

 また、前述の「リンカーン大作戦」の1つとして「リンカーン会議」の展開を計画中です。これは、施設・本部・役職に関わらず、誰でも参加でき、働きやすい会社やより輝く大人になるための制度などを議論し、つくり上げる会議。議論・決定した事案は「Gポケット」と呼ばれる「何か良いことあるぞ」が詰まったポケットに貯めこまれていくユニークなしくみです。

 「子ども達の未来のために」の理念に基づき保育所運営に取り組んできたグローバルグループ。来年は18施設を開園予定です。全社一体となって楽しみながら実践している施設運営と職場環境整備が評価され、「人」に重点を置いた魅力的な企業として保育者人材の注目が集まりそうです。

「グローバルキッズ」
執筆者
八木侑子

2・4面担当のパステルIT新聞編集スタッフ。ライティングだけでなくデザインも担当しています。

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