今年で3回目を迎えたカンファレンス ICT教育の事例発表

カリキュラム開発者の大澤氏(左)と飼沼先生(右)

 11月5日、東京大学で開かれた「21世紀幼児教育カンファレンス2017」には、約160名の教育・保育関係者が参加しました。同イベントは、東京大学大学院情報学環の山内祐平教授が実行委員長を務め、知育アプリと園向けカリキュラムを開発する(株)スマートエデュケーションの池谷大吾社長がICT教育で先進的な園や企業をネットワーク化し、その可能性の検証と成果を共有する場の先駆け。今回で3回目を数えます。

 「20年後を見据えた幼児教育を考える」をテーマに掲げたカンファレンスは、山内教授の基調講演「いきる力を育む、21世紀型の幼児教育」でスタート。続いて、ICT教育の実践園の代表として、聖愛幼稚園(東京)の野口哲也園長、コビーソシオ・コビープリスクールよしかわ(埼玉)の三鍋明人園長、つるみね保育園(鹿児島)の杉本正和園長らが自園の理念とICT教育を紐づけ、継続的に取り組んできた成果を発表しました。

 また、今年度からICT教育を実施している、さつきこども園(和歌山)の矢野有美子総主任や笠松双葉幼稚園(岐阜)の飼沼恵梨奈先生からは、先生たちがICTに詳しくなくても始められ、短期間でも子どもたちの変化を実感できていることが語られました。

 「従来の保育と分断させず、自然な流れとして取り込んでもらい、子どもたちの選択肢を増やすことが重要では」と池谷社長。わずか三年で実践例と成果が豊かになり、関心や共感の高まる勢いが加速しているようです。

園児向けIT教育プログラム
執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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