2012年、あなたの一文字は? 自信の持てる毎日を

執筆者
桑子亞希子

一般社団法人 三世代家族研究所 所長

産業カウンセリング資格を取得し、「家族療法」を学んだ、家族関係や子育て環境の専門家。子育て家族を対象にしたイベントや幼稚園教諭向けの研修で大人気。
【問合】045-264-4664

 2012年がスタートしました。2011年を表す漢字は「絆」が選ばれました。あなたにとっての今年の1文字は決まりましたか?

 さて、先生向けの研修を実施する中でたびたび感じるのは、やる前から「分かりません」「出来ません」と答える先生が案外多いということです。特に保護者に対しては〝園児のことを考えると言いたいことも言えない〟という先生も少なくないようですが、その行動は本当に園児のためになるのかな?と考えてしまいます。

 人は何かをするとき「できる、できない」の前に「やる、やらない」という選択をおのずとしています。昨年の最後に「今年は100パーセントやりきったぞ!」と思えた先生は、おそらく「やる」と決めたことをやり切れたからではないでしょうか。

 毎日が小さな選択の積み重ねで、1年はあっと言う間に過ぎていきます。「いつかやろう」ではなく「いつやる」と決めることで、自分自身に勇気と自信が持て、またそれをやり遂げたときに大きな達成感が得られることを、今年は是非体験してみてください。

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