今年の新人先生の傾向と迎え方は? 受け止める・聞く姿勢

執筆者
桑子亞希子

一般社団法人 三世代家族研究所 所長

産業カウンセリング資格を取得し、「家族療法」を学んだ、家族関係や子育て環境の専門家。子育て家族を対象にしたイベントや幼稚園教諭向けの研修で大人気。
【問合】045-264-4664

 もうすぐ新入園シーズン。新しく入ってくるのは、園児だけではないですよね。そう、新人先生! みなさんの園には、今春何人のニューフェイスたちが入ってきますか?

 新入社員の悩みと言えば、「言葉づかい」「マナー」などに自信がないというものがほとんど。それをサポートするために実施される新入社員研修は、学生から社会人になる際の心構えやマナー、仕事の進め方、そしてチームワークについて学ぶものなどいろいろありますね。

 一般企業の最近の新入社員について、コンサルタント会社が様々な調査をしています。2010年度からは、いわゆる「ゆとり世代」が社会人となり、不安の多い社会の中で周囲と調和しながら、少しでも愛されることで安心を得たいと考えている傾向が強いという発表があります。

 新人先生が抱えるいろいろな不安を「受け止める」「聴く」ことが、やはり重要になります。

 何事も始めが肝心。年々変わる新人たちの傾向に合わせ、2011年度はどういう「迎え方・教え方」をするのがいいか、先輩先生たちのチームワークが問われますね。

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