「今、この瞬間」のかけがえなさ オンライン行事にRemo活用

夏祭り会場のデザインはデザイナーに依頼
企業主導型保育園「ぼくのひみつきち」(東京都板橋区)は2020年8月8日(土)にオンラインビデオチャットツール「Remo」を利用したオンライン夏祭りを実施しました。

「ぼくのひみつきち」は、2018年3月に開園した小規模保育園。より細やかな発達をサポートするため、定員12名と小規模保育園の中でも比較的少なく、保育者全員で園児1人1人に関わることを重視していることから担任制もありません。
今年は、開園時に0歳児だった園児が卒園する年。園にとっても、3年間をともに過ごした初めての園児を送る特別な年でした。

「園児たちのことを考えると、行事をなくすということは考えられなかった」

そう語るのは、町屋園長。コロナ禍で他園が行事の開催を見送る中、親子で参加できるオンラインイベントを企画しました。
使用したのは、オンラインビデオチャットツール「Remo」です。これは、カンファレンス会場を模した仮想会場内に4~6人掛けのテーブルを複数用意し、テーブルの参加者とビデオチャットを行えるというもの。参加しているテーブル以外の音声は聞こえません。
同園はそれを応用し、「デンデン太鼓」「ロケットコーナー」「金魚すくい」など5つのワークショップ会場をRemo内に作成。参加者には創作に必要なキットやRemoの使い方マニュアルを参加者に事前に郵送し、各コーナーを回ってもらうことでオンラインイベントを実現させました。

親子でデンデン太鼓をつくるコーナー

イベント当日は、在園児・卒園児枠と一般枠とで分けて開催し、在園児10名、卒園児4名(兄弟児を含めると6名)、一般枠では熊本や神戸、名古屋など遠方からの参加も含め18名の子どもたちが参加しました。

「子どもは小さいので園での思い出を大人になっても覚えていることは少ない。園での思い出を親が語ることで初めて、子どもにとっても思い出になる」

それが、町屋園長が親子参加型にこだわる理由でした。参加した在園児の保護者からは、「今年は行事はないものだと諦めていた。園にとって初めてのことも、率先して取り組んでくれることがとてもうれしい」という声が寄せられています。

編集部より

秋冬にはハロウィンやクリスマスイベントを計画中だそう。英語の先生も参加することで外国の雰囲気も演出。夢も広がります!(水野)

執筆者
服部由実

取材・執筆を担当。保育士経験のあるスタッフと相談しながら“活用しやすいITツール“を発信しています。

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