マイナンバー制度施行に伴い園の危機管理を考える

全国から45名の園職員が参加

 園向け写真販売システム「園ナビフォト」を運営する(株)うるるは、10月23日、東京・大手町にて園の危機管理専門家である(株)アイギス代表取締役の脇貴志氏を講師に招き、「時代の変化に対応する危機対応・危機管理セミナー」を開催しました。

 セミナーでは、10月からマイナンバーの個別通知が始まったことに伴い、マイナンバー制度施行後に園で課題となるポイントとその対策について解説がされました。「危機管理とはコツコツとリスクを削っていくこと。『事故は起きるもの』だということを前提に、現場で起こり得る人的対策を中心に行わなければ意味がない。園の信用を維持するためにも、職員一人ひとりの個人危機管理能力を養うことが一番大事。」と語る脇氏。参加者は大きく頷いていました。

 セミナーを主催した(株)うるるが提供している「園ナビフォト」は、個人情報漏洩のリスクとなる写真管理業務をサポート。安心のセキュリティが施されたサービス画面にて写真閲覧や写真郵送の代行をすることにより、写真展示や現像などに潜むリスクを軽減しています。今回のセミナーは、写真サービスの利用も含め、個人情報管理のルールを見直して欲しいと考えて企画したということです。

 園には経営者だけでなく全職員の意識や知識を向上させ、保護者の理解や協力も得ながらリスクへの対応力を高めていくことが求められています。

写真販売システム「園ナビフォト」
執筆者
八木侑子

2・4面担当のパステルIT新聞編集スタッフ。ライティングだけでなくデザインも担当しています。

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