公募・プロポーザルの攻略4

執筆者
大嶽広展

株式会社船井総合研究所
保育事業コンサルティングチームリーダー

保育園の組織改善、オペレーション体制の整備・保育所新規開設支援で多くの成功を導き出している。NHK「おはよう日本」他出演多数。
【問合】03-6212-2931

 公募・プロポーザルを攻略する上で、前回は全体の流れをご説明しましたが、今回から複数回に渡り、「申請・提出種類のポイント」についてご紹介いたします。

 申請書類は分類すると、以下の3つに分かれます。

  • 1. 土地・施設の情報
  • 2. 財務情報
  • 3. 事業内容・運営内容の情報

 1は偶然の出逢いという側面も多く、2については今更変えることの出来ない事実です。もちろん、この2つにおいて質を高めることは大切なのですが、それ以上に3の事業内容・運営内容の情報で差別化することが重要となります。自治体の側に立ってみれば、当然ながら安心・安全な保育を提供できる事業者を選ぶので、その提案内容に根拠と意義を持たせ、的確に打ち出す提案書が求められるのです。

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