セミナー会場の様子
12月17日、品川にて、幼稚園と保育園の経営者を対象としたIT経営実践フォーラム「人づくり、園づくりのためのITを活かした経営を学ぶ」が開催されました。会場には100名を超える幼稚園・保育園の理事長や園長が集まり、セミナー会場は満員となりました。
セミナーでは、筑波大学大学院の安梅勅江教授から、子どもの育つ力を最大限に引き出す「エンパワメント」を養うために、経験的な根拠を科学的な根拠で表現できるようにする発達ケアシステムが紹介されました。幼稚園経営コンサルタントの石田氏は、自身の経験をもとに「園は家族に喜びを与えてくれる存在」であることを講演しました。また、パステルIT新聞の中村からは、幼稚園・保育園の経営者が知っておきたいIT活用法を、クラウド、スマートフォン、Facebookなどをキーワードに紹介しました。
展示会も同時開催され、大判プリンター、除菌水生成装置、英語教育サービスなど、良質な商品やサービスに触れながら、熱心に説明を聴く先生の姿が見受けられました。
参加者からは「園の経営に何より大切な想いと、保育の質を高める科学的根拠の示し方、さらに、環境整備に必要な商品やシステムまでを知るよい機会となった」「データ化して科学的根拠を得ることと、目に見えない想いを深めることの両方に取り組みたい」などの感想が寄せられました。