2022年4月、企業内保育所Smile Kidsは、おむつ間違えなどの保育者の人的ミスや保護者の登園準備(記名やおむつの持ち帰り)の負担を減らそうと、パンパースのおむつ・おしりふきを使い放題で使用できる「すくすくサブスクプログラム」を導入しました。おむつ替え台の下に、S・M・L・XLサイズのおむつを常備し、必要な時にさっと取り出せるようにしています。
「これまで勤めた園では、金銭的な理由から『おむつを頻繁に取り替えないでほしい』という保護者もいた。でも、そうして遠慮してしまうと、おむつがパンパンになってしまたりかぶれてしまったり‥‥。今はサブスクなので、何回取り替えても月額料金は同じ。気兼ねなく取り替えられます」
そう語るのは、保育士の向加奈恵先生。1時間に1度はおむつの状態を確認し、少しでも気になったら取り替えているそうです。「清潔ですし、保護者の方も大喜びです」と向先生。
加えて、ポイントに挙げられたのは業界トップクラスのシェアを誇るパンパースの信頼性と製品力です。
「おむつは柔らかくて、吸収力がある。吸収力がないといくら取り替えても漏れてきてしまうけど、その点パンパースは安心感がある。一緒に届くおしりふきも拭き心地が本当にいい。水分量があって厚みもあるので、大量にとらなくても1~2枚で綺麗に拭き取れる」と使い心地も好評。保護者からも、「我が子によいものを使わせてもらっている」と喜びの声が寄せられており、「保育者・保護者双方に魅力がある」といいます。
この「すくすくサブスクプログラム」は、小山メディカルサービス㈱が提供する「らくらく登園セット『1Month』」のラインナップの一つ。導入園は保護者に加入を案内し、加入した保護者が同社と直接契約・月額利用料を支払うしくみ(保育料に含め、園からまとめて支払うことも可能)です。園には利用状況に応じてポイントが貯まり、園で使える物品やギフト券と交換できます。パンパースのおむつ・おしりふきに加え、「1Month」内で提供されている布団やおしぼりなど、登園に必要なセットを選べるメニューの豊富さもコラボならではです。
おむつサブスクの魅力について、保育所運営を委託する人事部の西山陽子さんは、「例えばおむつを替える頻度など、先生たちと保護者の間に余計な遠慮やストレスが生じなくなる。先生と保護者も幸せで、連携して子育てできる一助になれば」と想いを教えてくれました。
「登園準備が楽になった」「幸せ」「絶対やめないで」「全国に広まってほしい」
これは、同保育所に寄せられた保護者の声。こうした喜びの声からも、既に同サービスが保育者と保護者の関係性を下支えしていることが伝わってきます。
企業内保育所Smile Kids(滋賀県)
2022年4月に開園。木を基調とした温かな空間に加え、おむつ替えスペースにある小窓から保育ルーム全体を見渡せる設計が特徴。