このイベントは、子どもたちに楽器を演奏する喜びを伝えることを目的に、㈱ソニー・ミュージックエンタテインメントが、世界ゆるミュージック協会と共同で開催しました。園児が自分だけのDJセットをつくり、みんなで一緒に合奏することがゴールです。
この日、國學院大學附属幼稚園には、NHK Eテレ「ごちそんぐDJ」に出演し、食と音楽の新しい楽しみ方を届けているヒップホッパー「DJみそしるとMCごはん」がリモートで登場しました。
「クリスマスに何食べたい?」「チキン!」
園児たちは元気に応えながら、DJセットに見立てた紙皿にクリスマスに食べたい料理を描きます。さらにDJセットから音が鳴るように、プログラミングブロック「MESH」を貼り付け。動きや明るさに反応するセンサーなど様々な機能を持ったMESHに、今回はベルの音や子どもの「ヘイ!」という声を録音。手をかざしたり、スクラッチしたりすると、自分の声が鳴る楽器に子どもたちは大喜びです。
最後は「ジングルベル」の歌に合わせて、「シャンシャン」とベルを鳴らしたり、「ヘイ!」と掛け声を入れたりして合奏しました。
通常、遠隔でのワークショップは、表情や反応が見えづらいことがありますが、ソニーネットワークコミュニケーションズ㈱の高速通信「NURO光」と、テレプレゼンスシステム「窓」により、あたかも同じ空間にいるかのように、互いの存在を感じることが可能に。「タイムラグを全く感じず、まるでリアル」「距離を感じなかった」とDJみそしるとMCごはんと森野園長は驚いたそう。
離れていても近くに存在を感じる空間で、プログラミングに触れながら、自由に絵を描いたり、音を鳴らしたり。子どもの創造性を育む、リアルなオンラインイベントになっていたようです。
世界ゆるミュージック協会
すべての人に、楽器を演奏する喜びを提供することを目指すプロジェクトに取り組んでいる。