ソニーが手がけるSTEAMイベント 親子の「クリエイティブ」を応援

タブレットでプログラミングをして動きを制御

 8月17・18日、ソニー本社(東京都港区)にて、親子がプログラミングの楽しさを体験できるワークショップイベント「Sony STEAM Studio 2019」が開催されました。ワークショップは、ランドセルやラケットなど身近なモノを生き物に変身させるというもの。「Koov(クーブ)」と「MESH(メッシュ)」というプログラミングツールを使い、ブロックやセンサーを組み合わせてモノに動きを加えます。約3時間のワークショップでは、ごみを入れるとセンサーが反応して喋るなど、ユニークな「生き物」がたくさんつくられました。製作中には、「こんな動きしたら面白い!」「ここはもう少し補強したら?」という言葉が、親子間で飛び交い、それぞれの視点で創造する時間となっていました。

 本イベントのテーマは「クリエイティビティの育み」。意識してよく見ないと見過ごしてしまう身の回りの面白さに興味を持ち、いつもと違う視点で見続けてほしいと運営者は話しています。保育者も日常のこうした意識から、子どもの創造性を育むことにつながるのではないでしょうか。

執筆者
八木侑子

2・4面担当のパステルIT新聞編集スタッフ。ライティングだけでなくデザインも担当しています。

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