思い出の制作物にひと工夫 保育準備を有意義に

スカウトランドひまわり幼稚園の皆さんと
理想科学工業の清水さん(後列中央)
3人の園児と3人の先生で始まったスカウトランドひまわり幼稚園。現在、128名の園児と30名程の先生が在籍しています。人数増加に伴い増加したプリント時間の短縮にオルフィスFTが活躍しています。

 同園では、小さな幼稚園として生まれた当時から、子どもたちが自由に遊び、たくさんの体験から成長できるよう、自然体験や直接体験を大切にしてきました。園児数が増え、念願の屋上園庭も設営されるなど園の形は変わりましたが、開園から25年経った今も、当時から同園を支えてきた先生に会いに、何人もの卒園生が訪ねてくるといいます。

 そんな同園のお誕生会では、誕生月の園児に「かんむり」をプレゼントし、保護者とほかの園児でお祝いをします。このかんむりは、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごす特別なアイテム。先生たちが時間を惜しまず制作してきました。

 しかし、色画用紙を切り貼りしてつくるため、全園児に年間128個配ることを考えると、制作にかける時間も侮れないもの。

 こうしたつくりものやプリント全般の効率化に向け導入したのが、理想科学工業㈱の高速カラープリンター「オルフィスFT」。140枚/分(※1)とスピーディーにプリントでき、コストもA4フルカラー1枚当たり1.47円(※2)と安く、厚紙へのプリントにも優れています。

 経費が格段に安くなり、コストを気にせずカラープリントに挑戦できるように。すると、かんむりの型紙をカラープリントし、簡単に組み立てられるアイデアが生まれ、かんむり1年分の土台が一度に出力できるようになりました。

 「毎月、隙間時間に少しずつ分担して進めていた作業が、4月の段階で3月分までプリントして保管できる。必要なときに組み立てるだけなので、作業時間が格段に短縮された」と、大幅な効率化にオルフィスが役立ったそうです。

 また、大量にプリントする資料がある場合、以前はプリンターを占有しないよう、園児が帰った後に本腰を入れてプリントを始める職員が多く、残業が増えがちでした。

 「園児が帰ってからではなく、給食中など隙間時間にさっとプリントが済むようになったのはオルフィスがあったから。プリント作業の効率化で残業時間の削減はもちろん、保育準備で一番必要な、遊びや学びの活動を考える時間が増えてとてもよかった」と、保育のためのよりよい時間の使い方ができることに、同園の木村副園長は喜んでいました。

印刷時間が5分の1に

オフセットステープル排紙トレイを
付けてもすっきり収まる

 また、枚数が多い資料のホチキス止めも、オプションのオフセットステープル排紙トレイを接続すると全自動に。大量プリントにかかる時間は5分の1にまで短縮でき、「急に何部かほしいときにもすぐ用意できる」と、忙しい職員の強い味方になっています。同トレイはコンパクトサイズで、場所を取らないことも大きな特長です。

 「オルフィスは非常に多機能で、使いこなせるかわからなかった」と当時を振り返る木村副園長ですが、担当営業の清水さんが、導入前の見学会から親身に相談に応じてくれたといいます。

 「使い方がわからないとか、もっと効率的な方法がないかとか、素朴な疑問にも丁寧に答えてくれる。相談しやすい関係をつくってくれてありがたい」と木村副園長。隣で聞いていた清水さんは、「名前を呼んで相談してもらえるのはうれしい。メンテナンス担当と連携しながら、業務の効率化のお手伝いをしていきたい」と話し、お二人の言葉から強力な信頼関係を感じました。

※1:FT5430の場合。A4普通紙横送り、標準設定連続プリント、本体フェイスダウン排紙トレイ使用時。
※2:A4普通紙片面、RISO FTインク F使用時。カラーは測定画像にISO/IEC24712に定めるパターンを使用し、ISO/IEC24711にならいRISO独自の測定方法によって算出。

取材園の声:スカウトランドひまわり幼稚園(広島県呉市)

「元気・勇気・笑顔」がモットー。野外での直接体験・自然体験活動を中心に、のびのびした保育を展開している。

執筆者
芦川桃香

取材・執筆を担当。地方IT企業の広報目線で、地元企業の採用活動やオンライン配信などを支援。

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