連載「グローバルコンピテンスを育む保育実践」:①子どもたちと世界地図

執筆者
ポピンズ国際乳幼児教育研究所

エデュケーション(教育)とケア(保育)を組み合わせた保育実践の「エデュケア」を0歳児からお子様に提供しているポピンズが2007年に設立した乳幼児教育専門の研究所です。

子どもたちと世界地図、地球儀を囲んで話をしながら、日本からアメリカに行くにはどうやったら行けるかな?と問いかけると、

「飛行機」
「自転車」
「え。行けないよ」
「時間はかかるけどいける」
「自転車で行くなら、飛行機のお腹に自転車を乗っけて行けば行ける」
「だって海の上を走らなきゃいけないから」
「船でも行けるね」
「潜水艦でも行ける」

子どもたちの生活では、海外旅行に行かなくとも、クラスのなかに外国籍の子どもがいたり、海外から移転してくる子どもたちと接する機会が増えてきたと思います。現在、グローバル化する社会のなかで、「異文化の人たちと協働していける能力、資質 (グローバル・コンピテンス)」について、幼児教育でも問われるようになってきました。

今回の事例は、グローバル・コンピテンスを構成する4つの資質の一つ、「世界を探求する資質」がみられるものでした。「世界を探求すること」つまり、身近な文化、異文化に興味を持ち、日常生活のなかで社会とつながっている意識を養うことが重要だと言われています。

また、身近な地域の人々や、様々な背景の人々との出会いや関わりのなかで社会とのつながりの意識を育むことは、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿の一つ「社会生活との関わり」(平成30年4月改訂の保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領、幼稚園教育要領)としても挙げられています。

本プロジェクトは、東京大学発達保育実践政策学センター長秋田喜代美教授にご指導を頂き、ハーバードプロジェクトゼロとポピンズ国際乳幼児研究所、ポピンズ施設長メンバーが幼児期のグローバル・コンピテンスはどのように育むことができるのかを2016年から共同研究しています。

シンポジウム参加者募集中

2018年6月10日(日)には、東京大学福武ラーニングシアターにて、第9回ポピンズ国際乳幼児教育シンポジウムが開催されます。プログラムは、ベロニカ・マンシーヤ氏(ハーバード大学プロジェクトゼロ主任研究員、本プロジェクト共同研究者)による幼児期のグローバルコンピテンスに関する基調講演、秋田喜代美教授ら(東京大学発達保育実践政策学センター長)登壇のパネルディスカッションです。

詳細・お申し込みはこちらから

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https://www.poppins.co.jp/
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