「人財」を採用する決意を！

　全国的に採用が厳しいです。求人票の送付数増加、養成校訪問、採用フェアへの出展、給与アップなどの待遇改善で採用力を高めようとしています。しかし、満足できる成果は恐らく難しいでしょう（経験則）。「人材」採用は、競争が激しいからです。

　採用難は今後もっとひどくなりますが、敢えて言います。園で働くことで自分を高め、保育者・教諭としてのキャリアを積みたいと願う「人財」を採用する決意をしましょう（「人財」採用は、競争が激しくないからです）。この仕事で人の役に立ちたいという志を持つ人がきちんと存在します。しかし、多くの園の採用方法では「人財」にたどり着けません。養成校の先生が丹精込めて育てた学生を大切に扱って、子ども・保護者に喜ばれる保育者・教諭に育てて人生の幸せを感じてもらいましょう。幸せを感じる園は必ず養成校の先生が推薦します。時短・職員の良好な人間関係・保護者からの敬意・キャリアアップできる育成の仕組みなど、先生たちが働く幸せを感じる職場を定義して実現しないといけませんね。そして、そんな職場であることを学生に伝えてくれるのは学生に教えている先生です。お忘れなく！