気になる子どもケア 実践と研究報告

保育者と研究者が集った報告会

 1月29日、筑波大学東京キャンパスでは保育者や大学関係者約70名が参加し、「気になる子どもと保護者のケア実践報告会」が開かれました。

 報告会は筑波大学大学院 人間総合科学研究科の安梅勅江教授を筆頭に、日本保健医療大学 保健医療学部の渡辺多恵子准教授、筑波大学 医学医療系の田中笑子研究員が科学的根拠に基づく保育の考え方とそのツール「HOP(ホップ)」、さらにホップで集積したデータに見る成果を報告しました。

 また、保育現場での実践例として、小倉北ふれあい保育所の酒井初恵主任保育士がホップの利用法とデータに応じた子どものケアを紹介。子どもの発達状況と養育環境をチェックしたデータは保育者共通の「ものさし(根拠)」になることに関心が集まっていました。
 

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執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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