第2回幼稚園保育園ICT教育カンファレンス 国内最先端の実践園が事例発表

参加者の質問にも答えながら進行された

 11月7日、東京大学で開かれた「第2回幼稚園保育園ICT教育カンファレンス」には約150名が参加しました。同イベントは、東京大学大学院の山内祐平教授が実行委員長を務め、知育アプリと園向けカリキュラムを開発する(株)スマートエデュケーションの池谷大吾社長がICT教育で先進的な園や企業をネットワーク化し、その可能性の検証と成果を共有する場としています。

 今年は山内教授の基調講演「いきる力を育む、21世紀型の幼児教育」でスタート。続いて、(学)早翠学園(福井)の徳本主事、(株)ネル・アンド・エム(佐賀)の田中代表、(学)聖愛学園(東京)の野口園長、つるみね保育園(鹿児島)の杉本園長、(株)コビーアンドアソシエイツ(千葉)の小林代表らがビジョンと実践事例を熱く語りました。また、モデレーター役で園田学園女子大学の堀田博史教授、検証報告で愛知淑徳大学の佐藤朝美講師、ICT教育で廃校危機から人気校になった事例紹介で(学)順心広尾学園の金子氏や榎本氏も登壇。保育でICTを活用する意義や可能性を広く考える好機会となりました。

幼稚園保育園ICT教育カンファレンス2016
執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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