先日、厚生労働省の発表で、保育士と介護福祉士の資格統合を検討するというニュースが各メディアから報道されました。これは、フィンランドの共通基礎資格である「ラヒホイタヤ」をベンチマークしているようです。この目的は、「人材不足の解消」なのですが、気になるのは、この資格統合と合わせて、介護施設、障害者施設、保育施設の施設統合も検討するとのことです。基準を1本化して複合施設を推進するとのこと。みなさん、このことが何を意味するのか分かりましたか? この方向性の前提にあるのは、「保育施設の減少・保育市場の縮小」なのです。
次回からは、気になるこの動きに関して、今後の業界の未来をお伝えしていきたいと思います。