新聞やインターネットのニュースで「イク爺(じい)」という言葉の出現頻度が高くなってきました。
お孫さんが一緒に行動できる年齢になり、以前の「おじいちゃん像」とは一線を画す「楽しむこと」が大好きな団塊世代。ただ、ご自身の子育ては妻に任せっぱなしで、事実上お孫さんが初めての子育てになります。それを見越して様々なプロジェクトが立ち上がり、NPOエガリテ大手前が主催する「祖父のための孫育て講座」では、孫の食事やお風呂の世話などを教える「ソフリエ」を認定し、今春は認定保有者が約200人になりました。
幼稚園の保護者のお母さんたちも、仕事をしている方が多く、何かと忙しい毎日を送っている中、祖母が育児を手伝うのはもはや当たり前。これからは忙しいパパに代って、イクジィが祖母(妻)や娘(嫁)の子育てを手伝うシーンが増えそうです。
そんな孫育て力がアップした「イクジィ」が幼稚園や保育園のイベント支援や、日常の保育のボランティアとして活躍する姿もいいですね。ほめられたイクジィがますます育児参加してくれることは間違いないでしょう。