さて、今回からはテーマを変えてお話してまいりましょう。
幼稚園や認可保育所の理事長、園長と話をしていて常々感じるのが、みなさんは「職員の育成に困っている」ということです。
しかし、ここではっきり申し上げます。「育てる」という発想を捨ててください。これは一般企業でもそうなのですが、職員は「育つ」ものなのです。となれば、最も重要なのが「環境づくり」ということになります。
では、「どんな環境」で「どんな職員」を結果的に「育てる」のでしょうか。
- 1. 仕組み
- 2. 文化
環境とは大きく、この2つなのですが、その中で、「自ら気づき、行動できる職員」、つまり「自立型職員」に育ってもらうのです。
そして、その環境づくりをするのは誰でしょうか?もちろん、経営トップの理事長や園長は対象になります。そして、育成対象となる最も重要なポジションは、現場園長及び主任、主任候補となります。
次回からはその伝達方法、浸透方法についてお伝えしていきます。