さて、これまでの連載でお伝えしたように、ファンを創るためには「1.独自性」と「2.人財力」の2つの要素が求められます。それを在園児の保護者様だけでなく、地域の人々に対しても発信していかなければ、さらなるファンは増えません。
そして、幼稚園ではこれを「広報活動」や「募集活動」という言い方で実践されているケースが多いのですが、保育園の場合は直接契約ではないため、これまで多くの園が実施していなかったようです。
「相手に伝えなければ伝わらない」「伝わったことが伝えたことである」というのは原理原則ですが、それを確実に発信していく力を付けていく必要があるのです。そこで、今回からこの「発信力」を高める方法についてご紹介しようと思います。
さて、これを考える上で、まず決めなければならないのは、「なにを、だれに、いつ、どこで、どのように発信するか」という「4W1H」の考え方です。これを設定することで、より効果的に相手に伝えることができます。次回からは、この詳細に触れていきたいと思います。