この記事のポイント
- 2023年11月21・22日、保育博2023が開催。保育業界関係者3577名が来場
- 商品・サービスの展示や、セミナー・ワークショップに多くの人が関心を寄せる
- 次回はマイドーム大阪で「保育博ウエスト2024」が開催予定
11月21・22日、保育や教育の分野に特化したビジネス見本市「保育博2023ー保育・教育ビジネス&サービスフェアー」が東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催され、保育業界関係者3577名が来場しました。
5年目の開催となった今回は、過去最多の182社がブースを出展。遊具、教材、業務効率化など幅広い商材が並びます。災害用保存食や防犯カメラなど園の安心安全に関わる製品や、栽培体験を取り入れた食育サービスといった、さまざまな角度から園のニーズに応える製品・サービスに多くの来場者が関心を寄せていました。
さらに、理事長・園長向けのマネジメントセミナー、保育者向けのエデュケーショナルセミナー、実践型の研修・ワークショップなど計22本のプログラムも同時開催。新時代の園長のリーダーシップを考える「保育博Seedsプロジェクト」や、アート体験や交流を通じて子どもの絵画造形指導を学ぶワークショップなど多岐にわたるテーマを受講でき、受講者には受講証を発行。研修の場として活用する参加者も見られました。
当日はインスタライブや保育系インスタグラマーとの交流、抽選会など新たな取り組みも行われ、さらなる賑わいを見せました。
今回の開催について、主催のメッセフランクフルト ジャパン㈱の髙橋春菜さんは「SNSでの発信を通じ、より幅広い世代に「保育博」の認知が広まってきた。今後の開催でも、園長先生だけでなく、現場の先生にも新たな商品や考え方に触れてもらうことで、自園の改善につながる学びの場にしてもらいたい」と思いを教えてくれました。