久保田式「最短最速」日本語マスター法!

執筆者
久保田カヨ子

くぼたのうけん 創設者/特別顧問
夫である久保田競先生の脳科学理論に基づいた「0歳からの育児法」を考案し、自らも実践。日本の乳幼児の育児・教育に多大な影響を与える。

「マンマ」「パパ」と単語を口に出し、意味がわかるようになって、意志も通じるようになると、急速にお母さんの言葉をおうむ返しに発音できるようになります。
この時期、子どもは、自発的にしゃべるための発声練習をしているのです。言葉で意志が通じることを、知りだしたからです。

たとえば、「ママ、ママ、オンモ」と単語の羅列で意志を表すときは、必ず「オンモ、イクノ」ではなく、「オンモ、オモテへ行くのね?」「オンモ、オモテに行きたいの、待っててね、まだ行けないの、待っててね」と何度かくり返して答えましょう。決して、「オンモでないの、オモテ」とは言わないでください。

靴を履かせるときも「クック、クック」「クック、靴ね、これは私の靴、ママの靴、○○ちゃんの靴、どれがいいかな」「こっちの足にはこれ、こっちの足にはこの靴を履くのよ」と、正しい単語も言い直して、話しかけましょう。

子どもがよくマネる時期は、親は正しい言葉づかいをしてください。長い文章でもいいのです。子どものほうは、その中で気に入った単語を覚えますが、単語だけを教えるのはムダです。長い言葉の中から覚えた単語の前後に言葉があることを知り、長い言葉の中から新しい単語を記憶して、言葉の前後のつながりで意味を感じとれると、大事な意思表示につながります。

テレビなどのおかげで、子どもたちはどんななまり言葉も聞きとれます。多くのものの中から、自分に必要なものを上手に選び出していくことは、現代っ子には必要条件です。
まず、言葉とおしゃべりの訓練で、その技を磨いていきましょう。テレビもDVDも立派な教材となします。

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