城南ブレインパーク活用園を取材 今求められる育脳と STEAM教育

(右から)城南ルミナ保育園立川 若月由紀子園長と城南ブレインパーク職員の後藤亜沙子さん
脳科学をベースとした働きかけにより、思考力や創造力を育むくぼた式育児法を提供する(株)城南進学研究社が児童教育の複合型スクール「城南ブレインパーク」を開校しました。

 同社が乳幼児教育に力を入れ始めたのは、2009年。くぼた式育児法を提唱していた脳科学の第一人者・久保田競先生と妻・久保田カヨ子先生との出会いがきっかけでした。

 「世の中が変化する時代において、AIに代替されない力、即ち思考力・判断力・表現力は未来を生き抜くための力。正解のない問いに対して自分なりの答えを見つけられるたくましい知性と、多様性を受け入れられるしなやかな感性が求められている」

 同育児法は、五感に働きかけ前頭前野を鍛えることで、知的活動の基礎となる「考える力・創造する力・行動を決定する力」を育むもの。同育児法をベースに、総合的な能力開発の機会を提供しようと、英会話や算数などの乳幼児向けの教室を多数展開しています。

くぼた式に取り組む園児の様子

 そうした中、2020年6月に開校した城南ブレインパークは、同社が展開する乳幼児向けのプログラムを1つの場所で学ぶことができる複合型スクールです。育脳に加え、実験を通して自然科学現象への関心を深めたり(Science)、プログラミング(Technology)でモノづくりに挑戦したり(Engineering)、絵画・造形を楽しんだり(Art)、そろばんで計算を学んだり(Mathematics)と、STEAM教育を意識したプログラムを揃えています。

 どの教室も未来を生き抜く力を重視しており、例えばアトリエ太陽の子では、上手・下手という概念ではなく、子どもの感性を引き出すことで、見本や常識に捉われずに自由に表現する力を身に付けます。

 園の隣に同施設が開校した城南ルミナ保育園立川では、開園当初よりくぼた式育児法を導入。日々の保育でくぼた式育児法を、放課後は各家庭が子どもの興味関心にあわせて城南ブレインパークに通っています。

 若月由紀子園長は子どもの成長について、「くぼた式育児法で学んだ手先や全身の使い方、表現力が日々の生活の知恵につながっている」と語ります。課外の学びによるさらなる知恵の育みに期待も膨らみます。その土台となるくぼた式育児法は全国の園で導入拡大中。詳しくはサイトにて。

執筆者
服部由実

編集長。企画・取材を担当。IT企業の広報部門に所属し、社外広報や採用活動に取り組んでいます。

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