見やすいおたよりを効率的に作成 カラー印刷物のコストも削減

見やすさを意識したカラー印刷物を手に、石橋秀雄園長と職員。 フィニッシャーを装着したオルフィスGDを印刷物に利用している
 日本キリスト教団越谷教会附属越谷幼稚園(埼玉県越谷市)は、毎月のように保護者参加型の行事を実施しています。保護者と円滑なコミュニケーションを図り、理解を深めるために、印刷物づくりにも様々な工夫がされていました。

 同園は、「子どもが変わり、保育者が変わり、保護者が変わる」という考えのもと、教育活動に取り組み、園児・保育者・保護者みんなでつくり上げる行事が満載です。「毎年恒例の聖誕劇(イエス誕生の演劇)では、園児が保護者に披露するという感覚ではなく、園児自身が楽しみ、心の養いや育ちにつなげている。また、年長が参加するお泊まり会では、年少・年中の園児たちには内容を内緒にしているため、彼らは年長になるまですごく楽しみにしている。これらは保護者の協力のもとに成り立っている」と語るのは、棚橋千恵美副園長。行事1つひとつに、保護者の理解が得られていることがわかります。

 園と家庭が一体となって園児の育ちを共有するために、おたよりや行事の写真集などの印刷物は欠かせません。しかし、丁寧な情報共有を実践しているため印刷枚数は膨大。おたよりのうち、折りやステープル留めをする印刷物が4分の3を占めています。

 そんな同園の印刷物づくりの頼もしい相棒が、理想科学工業(株)の高速カラープリンター「オルフィスGD」です。オプションのフィニッシャーと紙折りユニットも導入することで、パンチ、ステープル留め、紙折り作業が全て自動化できました。

 事務員や先生からは「写真の再現性が高まった」「スキャンの性能も良くなってコピーがきれい」と好評で、これまで100冊以上の冊子の丁合い、折り、ステープル留めを複数人で行っていた手間もすべてなくなりました。「複数ページの端をステープルで留めるよりも、中とじの冊子の方が保護者にとって見やすい。しかも、手作業よりも紙揃えやステープル留めもきれいにできる」と棚橋副園長。保護者にとっての見やすさにこだわるとともに、きれいな印刷物をつくろうという情熱が感じられます。

カラー印刷×コスト削減

保護者が見やすい中とじの印刷物
保護者が見やすい中とじの印刷物

 同園の入園案内には、ポイントとなる部分にカラーのイラストを配置し、読み手の視線の誘導をしています。これも伝えたいことをしっかり届ける工夫として効果的です。

 「モノクロだと、イラストも目立たないし物寂しい。本当に見てほしいからこそ、ちょっとしたイラストもカラーで印刷している。それでもやはりコスト削減は大事。オルフィスはカラー印刷の1枚単価が安いので、枚数を多く印刷しても、トータルの印刷費用が削減できる」と棚橋副園長は語ります。

 さらに、オルフィスGDの連写機能を活用して、B6サイズのお手紙は、B5サイズの用紙に二面付けして裁断します。用紙代を節約するなど、よりコスト削減できる工夫を追求しながら、今後も保護者との円滑なコミュニケーションを促進する印刷物づくりを実践していくということです。

執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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