ネットを使った写真の共有は、スマホ世代の先生や保護者には便利。ただし、写真に残る位置情報は個人情報が流出したり犯罪に利用されたりする恐れも。設定をオフにするか、専用サービスの利用がおすすめです。
写真の位置情報設定
デジタル機器で撮影した写真には位置情報が設定されていることがあります。位置情報でソートして場所ごとに撮影した写真を一覧で見ることができるなど、使い方によってはとても良い機能ですが、最近一般化しているネットでの写真公開には適していません。
位置情報が不特定多数の人に公開されないように、Web上で公開する写真を撮影する際は、位置情報設定をオフしておくと良いでしょう。設定方法は、iPhoneとAndroidで異なります。それぞれの設定については、以下のサイトにて詳しく説明されています。
【Android & iPhone】位置情報(GPS)を「オン(ON)/オフ(OFF)」にする方法
写真共有の専用サービスの利用
WebサイトやSNSを使用した写真の共有は一般的になってきております。広く園の様子を伝えるには非常に良いツールですが、日々の子どもたちの顔写真や個人情報の流出の危険がある写真などを保護者と共有したい場合は、専用の写真共有サービスを利用すると良いでしょう。
Googleのストレージサービスは、教育機関であれば無料で使用することができます。また、その他にも幼稚園・保育園・こども園に特化したサービスも多くあります。連絡帳や名簿、保護者とのコミュニケーションにも利用できるサービスもありますので、そういったクローズドなサービスを利用すれば安心ですね。
G Suite for Education
園と家庭をつなぐコミュニケーションアプリ「hugmo(ハグモー)」