今回は評価制度構築で重要な考え方である、「その園らしい評価制度を構築する」ということについて事例を交えてご説明します。以前、ある認可保育所からオファーを受けた時のことです。この園の経営者は非常に接遇、マナーに厳しい経営者でした。経営者にヒアリングをした際も、「保育はサービス業でもある。だからこそ、接遇、マナーを評価制度でも大切にしていきたい」と仰っていました。だから、これらの評価項目を厚くし、さらにその中でもレベルを5段階にしてその評価を徹底しました。その結果、明らかに保育士の態度が変わったのです。中には自分から、「接遇の外部研修に参加したい!」という方まで出てきたくらいです。評価は園によって異なるのです。
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