ITで保育現場をもっと快適に 沖縄の高専生が支援活動

アイデアをプレゼンする上原君

 「明日の保育のためのIT支援」をテーマに、自分ができることを模索している18歳の男子学生がいます。沖縄工業高等専門学校に通う上原大輝君は、保育士である母の姿を、尊敬の念を持って見つめてきました。そして、母親の職場でのボランティア活動を四年間続けてきました。保育園では、子どもたちの遊び相手や力仕事など何でも手伝いましたが、もっとも頼りにされたのは、パソコンを使った事務処理です。ワードでの園だより作成や写真データの整理など、事務処理には彼のパソコンスキルが役立ちました。様々な業務を手伝うなかで、先生方の悩みや現場の課題も知ることとなった上原君。ついに、「自分の生涯をかけてでも、豊かな保育の現場で役に立つサービスを作りたい」という一大決心をしました。そして、社会経験や知識の不足を補うことを目的に、インターンシップも経験したいと考えたのです。早速インターネットで「保育、IT化支援」と検索。静岡の企業、サンロフトに保育者専門のIT化支援チーム「パステルライン」があることを知り、受け入れ相談のメールを出してみることにしました。

 上原君の高い志によって、インターンシップは実現しました。10日間にわたる勤務の最終日には、「保育業務における写真管理サービス活用提案」と題したプレゼンを披露し、撮影と同じくらい写真の整理も重要だと提言してくれました。

 「保育園には熱意のある保育者が多いものの、忙しいわりに待遇や環境が改善されない。だから、ITを活かして保育者がより子どもたちと楽しく快適に過ごせる環境をつくりたい」と上原君。今後の活躍が期待されます。

執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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