父母仲間や地域と連携し 子育てを楽しめる環境を

執筆者
桑子亞希子

一般社団法人 三世代家族研究所 所長

産業カウンセリング資格を取得し、「家族療法」を学んだ、家族関係や子育て環境の専門家。子育て家族を対象にしたイベントや幼稚園教諭向けの研修で大人気。
【問合】045-264-4664

2010年10月号

 東京都稲城市にある学校法人 子どもの森「矢の口幼稚園」。立派な設備の園舎、ISO9001に基づく体制、記名式アンケートによる保護者満足度の向上施策など、ハード・ソフト両面で充実しています。特に注目すべきは保護者や地域との関係作り。「移ろいゆく時代の中で、幼稚園って何だろうと考える。子どもを預かり幼児教育をするのは当たり前。園を通じて保護者に子育ての楽しさや素晴らしさを実感してもらえる園作りをしたい」。このような角田園長の考え方が、保護者活動も活発にさせているようです。

 代表的なイベントは「夏の父子キャンプ」。1泊2日、園庭で父子がふれあう時間です。今年は力士を招いて盛況でした。「母と父の卒園パーティ」は、ホールにミラーボールやバーカウンターも設置する本格的なもの。子どもたちからは、感謝の気持ちを込めたプレゼントが贈られます。在園児の父親が企画したこのパーティは、親としてのがんばりを讃え合う場です。

 父親の地域活動デビューも支援する同園。楽しいイベントを軸にサービスの充実を図りながら、保護者が地域と連携して子育てができるよう、「基地」の役割を果たしている園なのです。

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