求人サイトで見つけた「私の場所」 ともに育ちあう「響育」を

求人サイト「求人情報ナビ+V」が縁で出会った高橋園長と保育士の古川さん
保育・託児サービスを手がけるテンプスタッフ・ウィッシュ株式会社が2008年4月に開園した「たまプラーザのぞみ保育園」(横浜市青葉区)。ここには、インターネットの求人情報にめぐり合い、人生を大きく変えたふたりの女性がいました。

 パソコンは初心者の高橋さん。ある日、何気なくインターネットをしていた時、「求人情報ナビ+V」というホームページにたどり着きました。そこに掲載されていた新設園の園長募集が目に留まったのです。高橋さんの胸が躍りました。「それは、大人も子どももともに育ちあう『響育』を理念とし、流れる日課、育児担当制、異年齢混合保育といった特徴のある保育を実践するチャンスでした。」やりたかったことができる場所を見つけたのです。

 保育士の古川さんも同サイトから就職した一人。携帯電話で、保育や子ども関連の情報を検索した時に同園の保育士募集を見つけます。開園準備からでは何かと苦労も多いと推測できましたが、サイトに掲載されていた保育方針に惹かれ、古川さんのチャレンジ魂に火がついたのです。こうして、二つの人生が一つの目標に向かって動き出しました。

優しい母の温もり感じて

求人サイトで見つけた「私の場所」 ともに育ちあう「響育」を(サブ)
↑愛情たっぷりの手づくり遊具。お手玉、手長のおさる、マジックテープなど。

 保育理念の「響育」とは、自立と自律を促進し、子どもと大人の係わり合いの中で育ちあっていく事を示した造語。子どもたちも保育士も、みんな自分の意思をきちんと相手に伝え、認められ、互いに支え合い、尊重される関係を作っています。

 園長と保育士間の垣根も低く、保育士からの提案も活発です。「できるならやってみて」と任せ、提案者も責任を持って取り組むことで信頼関係が育まれます。古川さんも「条件はもちろん保育方針や人間関係も重視」と話します。「わらべうた」や「手づくり遊具」もテンプスタッフ・ウィッシュ株式会社直営保育園の特長。わらべうたのリズムは母の拍動(鼓動)と重なり、心地よい安心感を与えるのだとか。母の温もりと愛情が感じられる穏やかな環境がここにあります。

執筆者
鈴木あゆみ

パステルIT新聞編集長。特集の企画・ライティングほか、紙面全体の編集を担当しています。

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