BabyTech®Awards 2022 今年の保育ICTは シンプル・支援がキーワード

 毎年優れたベビーテック商品が集まる「BabyTech®Awards」。主催者が2022年開催回の見どころを紹介します。

 ICT活用で育児をより安全安心にし、子どもたちとの関わりを手厚く効率よくするベビーテック。保育博2022にて開催の優れたベビーテック商品を表彰する「ベビーテックⓇアワード2022」に出品された今年の保育ICT商品は、「シンプル」と「支援」を目指した商品・サービスが揃いました。

 例えば、園業務に必要な機能を網羅しながら操作性をシンプルにしデジタルが苦手な方にも使いやすく設計されたシステム、保育者が写真や動画を撮影すると自動的に写真が整理され保護者にリアルタイムに共有されるシンプルな成長共有アプリが出品されています。支援の文脈では、ギフテッドや発達障害の子どもたちや人材を支援する保育者の皆さんに動画でいつでも知見を高めることができる学びのメディア、自治体の子育て課や保健師さんが要支援要保護児童について厚労省のリスクアセスメントツール準拠の評価をAIが支援するシステム、一時保育所の検索・予約を支援するサービスが参加しています。

 難しそうなものを容易な操作に、必要な機能を手間なくシンプルにするもの、学ぶ機会を増やす、複雑な判定を助ける、手続きを減らし利用促進、支援するもの。これまで以上に子どもを見守るみなさんの課題に着目したものたちです。いずれも優れた商品ですが、特に優秀と認められた受賞商品が保育博2022で表彰、展示されます。ぜひ会場にて商品をご覧ください。

保育博2022 総勢170社が園向け新商品・サービスを発表!

日時:2022年11月21日(月)-22日(火)
会場:東京国際フォーラム

来場事前登録で入場無料!登録方法はこちら

執筆者
服部由実

編集長。企画・取材を担当。IT企業の広報部門に所属し、社外広報や採用活動に取り組んでいます。

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