園務効率化システムで集金業務を98%キャッシュレス化
保護者・職員の負担減

用品もアプリで注文
口座引落で受取のみ

 2021年9月、木の実幼稚園(埼玉県)は、預かり保育料や用品代金を現金集金から口座引落に切り替えました。導入したのは、園務効率化システム「LeySerKids」。園児管理や出欠管理、保育料計算、指導要録の作成に加え、保護者へのお知らせ配信、預かり保育の申込受付などが手軽にできるシステムです。

 同園における以前の預かり保育料の管理方法は、保護者が回数券を園の窓口で購入し、預かりの際に券を持参するプリペイド式。購入数に対する利用数や毎日の利用園児のリストアップ、毎月の計算など現金管理以外の業務も膨大でした。

「システム導入で、保護者は預かり保育の申込をアプリでできるようになった。用品も同アプリ内で注文でき、月々の入出金を園児ごとに一元管理できる」。導入から1年足らずで、入園料を除く98%のキャッシュレス化を実現した木の実幼稚園。

 事務職員の西原先生は、「ほぼ全ての機能を活用している。レーザー主軸で園業務が回っている」と力説。松本事務長は、「自動作成される明細が魅力。保護者によって月々に支払う料金は異なるが、その内訳が一目瞭然でわかりやすくなった」と振り返ります。「システムを活用することで業務が効率化され、空いた時間で子どもや保護者との関わりを増やすことができる。保育の充実を目指していきたい」と教えてくれました。

サイトでは、他園での導入事例や魅力的な機能を多数紹介しています。

園務効率化システム「LeySerKids」
執筆者
服部由実

編集長。企画・取材を担当。IT企業の広報部門に所属し、社外広報や採用活動に取り組んでいます。

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