園務効率化システムで料金明細をアプリ配信 
保護者も喜ぶ ペーパーレスに

 エンゼル幼稚園(三重県)が現金集金から口座引落に切り替えたのは18年前。「現金を確認する手間や紛失のリスクを軽減したい」という思いからでした。しかし、システムを導入したものの、料金明細を把握するために、保育料や預かり保育料、用品代などの項目ごとに引落データを作成し(Excel)、システムに取り込む必要があったり、保護者へ配布する明細書を1人ずつ作成・印刷する必要があったりと、思うように負担を軽減できずにいたそうです。

「LeySerKids」の納付金管理機能で園務効率化

 そうした中、2021年に導入したのが、園児管理や保育料計算、保護者へのお知らせ配信などが手軽にできる園務効率化システム「LeySerKids」。特に活用しているのが、園児ごとに入出金を一元管理できる納付金管理機能です。

 「保育料や用品注文、預かり保育利用状況などが一つのシステムに集約されているため、ボタン一つで引落データを作成できる。人的ミスの心配もない」と山川園長。アプリを通じて保護者に利用明細書を配信でき、ペーパーレスにもつながっているといいます。

 引落状況もシステムで即時確認可能。これまで引落が確認できなかった場合は、口座情報を銀行から紙でもらい、対象者にメールで連絡する必要がありましたが、その確認・対応もシステム内で完結可能に。こうした一貫した使い勝手のよさに喜びの声があがっています。

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執筆者
服部由実

編集長。企画・取材を担当。IT企業の広報部門に所属し、社外広報や採用活動に取り組んでいます。

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