手作りのサッカーボールが完成すると、自然に輪になってボールを蹴り、遊び始める参加者。
全日本高等学校女子サッカー選手権大会で2連覇を果たした藤枝順心高校の人工芝グラウンドでは、2021年10月30日、NPO法人JUNSHIN SPORTS CLUBが主催するイベント「親子でサッカーボールをつくろう!」が開催されました。
このイベントには年中児から小学6年生までの女児とその保護者17組が参加し、藤枝順心高校サッカー部員も運営に協力しました。
前半はリサイクル素材のキットでサッカーボール作り。参加者はボールを作るという初の試みにワクワクしながらも、説明書に沿って54の部品を慎重に組み合わせます。集中して約30分。マイボールが完成しました。
後半はそのボールでライフキネティックやサッカーを楽しみ、元気に体を動かしました。ライフキネティックとは、脳トレと運動を組み合わせたエクササイズ。子どもには集中力や学習能力、創造力を高める効果があるとのことです。
主催団体の渡邉亜紀理事長は「ボールづくりにして参加者の裾野が広がった。ボールができると自然に親子で蹴り始める姿が微笑ましく、そういうゆったりとした時間も大切だと感じた。今後もアスリートの育成だけでなく、サッカーをしていない人たちにも心と体づくりの機会を提供し、笑顔を届けたい」と語りました。
NPO法人JUNSHIN SPORTS CLUB公式サイト