保育者と保護者の保育セミナー

発達と絡めた遊び道具の紹介も

 静岡市にある子どもの本とおもちゃの専門店「百町森」は今夏、毎年恒例の「保育・家庭教育セミナー」を数日間に渡って開催します。今年は新しい試みとして、根本的な家庭教育を重要視し、保育者に加えて一般の参加も受け付けています。
 
 第1回目は5月31日に、幼児体育の専門家である中島澄枝氏を講師に招き、子どもの身体機能や脳の発達を高める遊びを学ぶ実習型のセミナーを開催しました。イメージを膨らませるシンプルな集団遊び、一対一で向き合うこと、肯定的な言葉がけなどが、子どもの脳のメカニズムと関連づけて紹介されました。
 
 第2回目以降は、静岡市内を中心に7月と9月に開催予定。保育者と保護者が同じ講座に集い、学ぶ機会は、園と家庭の両面から子どもの自然な成長をサポートする体制づくりにつながります。

執筆者
八木侑子

2・4面担当のパステルIT新聞編集スタッフ。ライティングだけでなくデザインも担当しています。

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