iPadとApple TV
不要な紙を極力なくす「ペーパーレス化」は、事務効率を高め、経費を削減し、情報が活用しやすくなることを目指します。保育の現場には、おたよりやポスター、子どもたちの作品など多くの紙がありますが、対象はあくまで「不要な紙」。紙でなくてよい、他の媒体のほうがよいものを見極めることが重要です。
例えばシフト表や届け出書、研修報告や会議資料など保育者間で共有する資料にペーパーレス化できるものはありませんか?職員がiPadなどのタブレットを持ち、資料をデータで共有するほうがよい場合もあるでしょう。
また、Wi-Fi(ワイファイ)環境があるならApple TV(アップル ティーヴィー)も便利です。これはHDMIケーブルでテレビに接続するApple製の周辺機器。10センチ四方の本体に電源ケーブルとリモコンがセットで8,800円。iPadに保存した資料、写真や動画、インターネット上のコンテンツを大画面に投影できるので、職員会議や保護者会、保育などでも幅広く活用できそうです。
こうした機器の活用も視野に入れながら、対象者により適切なかたちで情報を届け、活かしてもらう環境を作っていきたいものです。