1面で紹介した石戸奈々子氏が代表を務める株式会社デジタルえほんとNPO法人CANVASでは、第3回となる「デジタルえほんアワード」の開催を発表しました。
このアワードは、「デジタルえほん」という新しい表現手法の開拓と発展を目的に設立されました。ここでいう「デジタルえほん」とは、タブレット、電子書籍リーダー、電子黒板・サイネージ、スマートフォンなど、テレビやパソコン以外の新しい端末を含む子ども向けデジタル表現や教材のことを意味します。
応募は個人でも団体でも可。「企画部門」と「作品部門」の二部門があります。企画部門では、イラストやストーリー、キャラクターがどんな動きをするのかなどの企画案を、作品部門ではスマートフォン、タブレット、パソコン、テレビなど、いずれかの環境で閲覧できる作品を受付中です。
審査員は絵本作家のいしかわこうじ氏、きむらゆういち氏をはじめ、出版やIT分野などの著名人が勢ぞろい。「たのしい!」「みたことがない!」「世界がひろがる!」の3つの視点で7月に審査会を開き、8月の「ワークショップコレクション」にて結果発表・授賞式が予定されています。
こうした機会を利用し、「こんなえほんがあったらいいな」という先生たちの想いを具体的なかたちにすることもできそうです。締切は6月20日。詳細はデジタルえほんアワード事務局へ。
デジタルえほんアワード