ウェビナーでICT活用学ぶ 話題の動画PR 流行る理由に迫る

学習方法と平均学習定着率の関係を表す
ラーニングピラミッド
ICT活用をテーマにパステルIT新聞が主催するICT活用無料オンラインセミナーは、月3回という高頻度で開催。今回は動画活用編から参加者の感想を一部紹介します。

 短時間でも目や耳から多くの情報を受け取れることから、動画をプロモーションに活用する園が増えています。園の魅力を保護者や求職者に伝え、最終的に園児募集や職員採用、保護者からの信頼感につなげる「園の広報担当」としての役割に期待が高まっているようです。

 メリットの一つは、文字媒体のコンテンツだけでは伝えきれない、細かなニュアンスや雰囲気まで伝えられること。笑顔の人を見て表情が和らぐように、園児の表情や声、保育者の存在を視覚や聴覚で感じることで、視聴者と園の間に感情のつながりが生まれます。

 セミナーでは、ほかの動画コンテンツに埋もれないための工夫についても話題に。例えば、就活生は園で働く先輩に未来の自分の姿を投影します。先生のイキイキした表情や元気な園児の姿、園独自の取り組みなどの魅力。それらを1つのストーリーにまとめ、見た人が「この園に通いたい」と心を動かすには、手づくり感あふれる映像ではなくスマートさも求められます。

 今の保護者や学生は「Z世代」と呼ばれる生まれながらのデジタルネイティブ。彼らの心に届く映像づくりが重要です。

わかば先生となつめ先生がICTセミナーに参加してみた!

セミナーで紹介されていた園のPR動画、映像がきれいだったなあ。時間は短いけど園の理念や雰囲気もすごく伝わってきた!

園児募集や採用活動のPR動画が増えているというのも納得だね。まだ園見学がしづらい状況は続くだろうから、未就園児の保護者向けにうちの園ならではの取り組みや子どもたちの様子を知ってもらう動画がほしいな。

うんうん。「ここでなら自分の子も伸び伸び過ごせるかな?」とか「どんな先生がいるのかな?」とか、イメージが湧くと、安心して園に預けられると思えるよね。

学生や求職者にも見せたいね。めったに園に来られないから、実際の園の空気がわかると働くイメージが湧くから安心するんだって。

そうだよね。思っていた職場とギャップがあると、お互いにとっていいことないし、外から見た園じゃなくて、園舎やお部屋の中まで入って知ってほしいな。

採用動画なら、先輩先生たちの人となりがわかる仕立ての動画もあるといいよね。カメラの前で話すのは緊張するかもしれないけど、先生同士のかかわりが見えると「この園で一緒に働きたいな」っていう気持ちも生まれると思うんだ。わかば先生、演者で出てみない?

うん! 保育者になりたい後輩のために頑張るよ!

動画ができたら園のWebサイトに埋め込んで、興味をもってくれた人により手軽に見てもらえるようにしよう。文字と写真でも説明できるけど、言葉だけだと伝わりきらないことがあるし、Webサイトでよさを伝えようとすると、1ページがつい長くなりがちになる!

わかる! 読むほうも大変になっちゃうよね。前に、小規模の入園説明会でも似たことがあったよ。つい付け足して時間が足りなくなって、逆に「あれ言い忘れた!」ってこともあったなあ。

説明会で補助的に動画を流すのもありだよね。プロにお願いすれば、動画慣れした人にも見やすく、しっかり伝えられるよ。

動画を見て保護者や求職者に園に安心感や信頼感を持ってもらえたらうれしいね!

講師から一言
株式会社サンロフト
パステル営業部
ICTコンシェルジュ
橋ケ谷みわ子

 こんにちは! セミナー担当の橋ケ谷です。2020年は、園の動画投稿数が過去最多の「動画元年」。初期は園での遊びの様子や家庭での遊びを発信する動画が主でしたが、最近は保護者が喜ぶ姿を見て、動画の効果を実感した園がブランディングにも動画を活用し始めています。

 1分の動画の情報量はWebサイト3600ページに相当します。文章を読むのが苦手な方も、動画を見れば園の自慢のおもちゃや保育環境、先生方の優しい笑顔などから魅力を十分に感じ取れるでしょう。コロナ禍の対応というだけではなく、オンラインだからこそ伝わるよさを実感しながら、新しい園の表現方法で発信してみてはいかがですか?

執筆者
芦川桃香

取材・執筆を担当。地方IT企業の広報目線で、地元企業の採用活動やオンライン配信などを支援。

注目の話題