能登半島地震の発災直後、多くのメディアで現地の情報が取り上げられましたが、災害に関する報道は時間の経過とともに減少しています。
私自身、微力ながらNPO法人のご協力のもと現地を訪れ、復興に向けて歩み続ける保育施設への支援活動に携わりました。そこで目の当たりにしたのは、発災直後には多くの方々から物資や寄付が集まっていたにも関わらず、時間が経つにつれて支援の気持ちが薄れていく現実です。しかし、住民が元の生活を取り戻すためには多方面からの長期的な支援が必要となります。そのためにも日本保育防災協会では継続的に現地の声を届ける活動に取り組んでいます。
11月5日から開催した「第5回保育防災カンファレンス」では、輪島市、七尾市、穴水町の保育施設の復興支援インタビュー映像を放映いたしました。支援の「熱」を冷まさないためにも、1人でも多くの方が現地に想いを寄せ、支援の輪を途切れさせないための活動を今後も継続していきます。
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