この記事のポイント
- 習い事上位の英語。課外活動に英語教育カリキュラムを導入
- 学習するなら結果が伴うものに。言語学習を目的に、3~4か月をかけて1つのユニットを進める
- 英語に対する一生ものの印象が幼児期に決まる。“わかる感覚”と学ぶ楽しさを育む
「外国人とふれあう楽しさを知ってほしい」。そうした思いから20年以上にわたり正課内で外国人とふれあう時間を設けている認定こども園まどか幼稚園。小学校で英語が必修化され、子どもの習い事の上位にも英語が選ばれる中、同園が課外活動として“言語学習”を目的に導入したのが英語教育カリキュラム「GrapeSEED」です。
週3回・1回40分のレッスンでは、正しい発音で使用頻度の高い単語やフレーズを学んだり、物語や体を使った動作、歌を通して言葉の理解を深めたりと、子どもたちは母語を学ぶようにして英語に触れます。
幼児期における英語教育について町山太郎園長は、「言語発達の臨界期前に英語を学ぶことには意味がある。学習するなら結果が伴うものにしたかった」といいます。それは「GrapeSEED」を教材に選んだ理由でもありました。
信頼の教材と講師 着実なステップを
「3~4か月をかけて1つのユニットを進める。繰り返すことで“わかる感覚”を味わえる。その上で次に行けるので無理がない」と町山園長。同教材を使った指導経験が豊富で町山園長が信頼を寄せるマックス先生も、「続けることで自然と英語力が身につく」と魅力を語ります。取材当日は、その言葉を裏付けるように学んだフレーズの一部を自分なりに置き換えて話す子どもの姿が見られました。
さらに、自宅でレッスンの振り返りを行える生徒用アプリは、生徒別の視聴回数が確認可能。意欲を維持しながら学習成果を高められるように保護者フォローも行っています。町山園長は、「ここで英語に対する一生ものの印象が決まる。英語を学ぶ楽しさや意欲を持って、卒園後も自分で学べるようになってほしい」と期待を膨らませます。
GrapeSEED株式会社では、導入校の見学会を同園を含む全国8か園で開催予定。詳細は公式サイトから。
学校法人町山学園 幼保連携型認定こども園まどか幼稚園
遊びの達成経験と他者からの肯定的な評価を通じて有能感を身につけることを大切にしている。